広島市内を中心に活動するテニスチーム『アシニスクラブ』のホームページです。

歴史

アシニスの誕生、そして…

1975年(昭和50年)、テニス教室の仲間が自発的に集まり、レッスン後に、空きコートでテニスを楽しんでいた。しばらくして、緑井の日本道路公団のコートに移動して活動を始めた。
「テニスは手(テ)ではなく、足(アシ)でするのもですよ」とのコーチの言葉から、このグループの名を『アシニスクラブ』にしようと藤野さんが提案し、由緒ある名前が誕生した。同じ年に、数人が加入し、岡崎宏子(旧姓・川崎)、佐藤直子(旧姓・吉行)、藤野幸子、木下利徳、島田光弘、中川孝作、吉住俊治、河野博之等々、現在も名を連ねる面々が揃い、『アシニスクラブ』の礎が形成された。
「テニスで思い切り動き、汗を流し、日頃の憂さとストレスを発散して、楽しい一刻を過ごし、明日の活力にする…」
ただそれだけが目的でコートに集まっていた。
『アシニスクラブ』としての活動は、練習会やテニス大会への参加、忘年会・新年会等のみで、その他は自由である。何人にも束縛されることなく、わずらわしさを持ち込まないことで、労は少なく、しこりなく、幾多の月日を重ねてきた。
『アニシスクラブ』としての日曜日の練習会は、ヤングの台頭と加入者の増加の中、なんとか一つのコートで持ちこたえてきた。
しかし、発足時の仲間が、それなりの年齢になると「ハードコートは膝に負担がかかる」「ヤングのスピード違反のボールに対応しきれない」「練習の目的にも差異がある」等の悩みが発生した。
この問題の解決案を求め悶々とした日々であったが、島田さんの再転勤による帰広で一気に解決した。
久しぶりに練習会に参加した島田さんは「現在のアシニスはヤングが中心となり、パワーアップしすぎている。昔通りの仲間で、のんびり・ゆっくりとテニスがしたい」と発言した。
この言葉で発展的な細胞分裂を行なうことが双方にとってプラスになると考え、土曜日・南観音コートをベースに、古い良き時代の仲間に、チョット前のヤングを新会員として迎え、1994年(平成6年)に活動を開始した。
ところが、肝心の島田さんが、国内・海外の業務出張で長期の休眠、続いて女性会員の結婚・出産・転出、男性会員の転勤などにより著しく会員が不足し、その補充に腐心する事もあった。
会員の補充は、その後、少しずつ充実し、現在は2コートで手一杯になるほど様々な職種の魅力あふれる方々が集う構成となったが、何分にも気持ちは青年・乙女でも肉体的には○齢者の集まりなので「アシニスは永久に不滅です」とは言い切れない不安がある。
これまでの良き伝統である「平等・互助」を堅持し、会員各位の末永いご健闘とクラブの発展を祈念する。

平成13年7月 河野 博之
(旧々ホームページより抜粋・一部修正)

タウン情報広島に掲載 (昭和53年頃)

ひたすらボールを追い続けて三年と四ヶ月。テニスが大好きでたまらない連中の集まりです。
まず、いったい「アシニス」とは?。いつかある日、テニスの上手な方がの宣った…
「テニスは決して手でするものではありません。足でするものです」
それを聞いたメンバーの一人「ふ~ん、テニスじゃなくてアシニスやなぁ!」と。以来、真夏の炎天下には片手にソフトクリームと握りしめ、冬の酷寒には耳や鼻を真赤にしながらカイロをお腹に忍ばせて、コートを駆け回っています。
練習は週一回の日曜と限られるので、一家の主はテニス未亡人を生じたり、適齢期に無視されている嫁入り前の娘達は「闇夜のカラス」とか「秋焼けはコ○キも惚れん」と健康色を罵しられながらも、いそいそとコートに集まります。
これらの努力にもかかわらず、実力の程は、まるで勝っては相手に悪いのか、連敗に次ぐ連敗!ある対戦チームからは、「今まで、どこと試合をしても勝てなかったが、今日初めて勝たせてもらいました。テニスっていいものですねぇ」と感謝の言葉までいただくありさま。
公式戦においても、ほとんどが一回戦で負けるという情けない戦歴です。しかし「アシニス」は不滅です。いつか来る勝利の日を目指して、気の良い仲間達が楽しみながらテニスをする。「いや~。テニスってホント良いものですネ」こんな感じが、私達のアシニス・クラブです。会員、対抗試合については、気軽にお問い合わせ下さい。

連絡先 ・ 安古市町上安1555-6 河野 博之

【文書作成:Sさん(旧姓:Y)さん】

初めて竜王公園のコートを利用した日

古いファイルをめくってみると、会員のみなさんに配る「スケジュール」(練習予定表)が出てきました。
まだまだ父の手書き時代です。その中に「竜王公園を初めて利用した日」を見つけたので紹介します。
このファイルをみて、昔は場所を移動してまで丸一日練習していたことに驚いたのでした。

S60年1~2月 スケジュール
01月27日(日)
09:00~12:00 南観音コート(1面)
13:00~16:30 竜王公園コート(2面)
※竜王公園コートは初めて利用しますので 12:30に国鉄・横川駅に集合して下さい。
(特に車でない方、場所が解からない方)

…ちなみに、河野博之会長は運転免許証を持っておりません。

【文書作成:河野通宏 2006年1月】

現在のアシニスクラブ

平成27年度現在、アシニスクラブの会員数は約100名です。
ジュニアからベテランまで、それそれの会員がそれぞれのレベルに合った曜日・チームで練習しています。

トップレベルのジュニアからベテランまで、県代表選手が多く所属している「日曜練習会」。全国大会を目指して毎週日曜日の午後、竜王公園で練習しています。AB級が中心となって仲良く活動しています。

皆が初心者・初級者から始めた「ナイター練習会」、通称「アシニスNチーム」。毎週火曜日と金曜日の夜、広島市中央庭球場で練習しています。5~6年前までほとんど全員がD級でしたが、毎年次々に昇級しています。現在はD級からA級までの全員が楽しく元気に練習しています。

その先輩方を追いかけるのが「ひよこ組」。毎週月曜日の夜に、中央庭球場で練習しています。「ひよこ組」から「Nチーム」への参加も少しずつ増えています。監督指導のもと、日曜日にも練習会を開催しています。

そして、「交流練習会」は、土曜日の昼間に竜王公園で開催しています。 色々なチームに所属されている選手と交流を深め、楽しく、少し厳しく、練習やゲームをしています。 監督による気まぐれな球出し練習もあります。

「特別練習会」はレベルアップを目指すため、監督指導のもと人数限定で基本から試合形式まで練習しています。

それから『アシニスカップ』。主に「アシニスNチーム」が運営しています。
アシニスクラブに所属している選手、また、そのほかの方々が各テニス協会で活躍できるキッカケの場になればと思い開催しています。 可能な限り広島市テニス協会と呉市テニス協会さんの大会と日程が重ならないようにしています。 コートもクレーにオムニにハード…公式戦が開催されるサーフェイスの全てで開催しています。

また、発足時の会員さんは、テニスの他にも色々な趣味に勤しんでいらっしゃいます。
会長の趣味はカメラからボーリングへとかわりました。

各曜日、各練習会の会員さんが楽しく交流できるようなイベントを積極的に企画していきたいと思っています。

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